元気印のお酒づくりスタート!
いよいよ2019年の新酒仕込みがはじまりました。
矢野酒造場の仕込みの様子をご紹介します。
まず、高精白したお米を前日に洗って水に浸し、吸水させます。
翌日早朝、そのお米を甑(こしき:大型の蒸し器)で蒸します。
蒸しあがったら、お米を甑から取り出して広げ、最適な温度に放冷します。
冷めたら米麹・水・酵母と一緒にタンクに投入し、均一に混ぜるために櫂(かい)入れします。
ここまでが仕込みの第一段階です。
仕込みの段階を重ねることで酵母が力強くお酒をつくり出します。
この手順を第三段階まで繰り返し、これを「三段仕込み」といいます。
しぼりたて生原酒「限定酒」
このお酒は、今では希少な木製圧搾機(槽)でゆっくりと時間をかけて搾った際、最初に出てくる白濁した部分を澱引きして瓶詰めしたものです。
淡い黄金色でコクのある味わいと新酒特有の華やかな香りを楽しめます。
小さな町の小さな酒蔵が心を込めて醸した風味格別な非加熱生原酒をぜひご賞味ください。
非加熱・生原酒のため、季節・数量限定です。
品質管理と保持が大変難しい為、これまで蔵人しか味わうことのできない門外不出の秘蔵酒といわれてきた非加熱の生原酒です。
このため、季節は蔵出しの春先限定・数量限定でのお届けとなります。
しぼりたて生原酒「限定酒」の蔵出しは2019年春
2019年春、新酒蔵出しの準備が整い次第、販売を開始いたします。
販売開始時期は、改めてこのホームページでご案内いたします。
矢野酒造場の酒づくり
手仕事
日本酒づくりには原料米の蒸しから室仕事、仕込み、搾り、ろ過、火入れ、熟成と工程があり、ひとつひとつの工程で小さな蔵ならではの心を込めた手仕事で酒を醸しています。
槽搾り(ふなしぼり)
槽搾りは昔から伝わる日本酒の搾り方です。
矢野酒造場では、今では希少な木製圧搾機(槽)でゆっくりと時間をかけて搾ります。優しく搾るので手間はかかりますが雑味の出ない日本酒本来の味わいを楽しめます。
原料米は地元大分県産ひのひかり
原料米は地元産にこだわり、大分県産米「ひのひかり」を使用しています。
糖類は一切無添加
手仕事の酒づくりの味わいを大切にするため、矢野酒造場の醸造銘柄は糖類を一切添加していません。その甘味は米本来の甘さに由来しています。
純米生原酒
純米生原酒は、昔ながらの日本酒の味わいです。
種別 | 度数 | 容量 |
純米生原酒 | 17度 | 720ml |
本醸造生原酒
本醸造生原酒は、近代のスマートな飲み口です。
種別 | 度数 | 容量 |
本醸造生原酒 | 18度 | 720ml |